うだがウダウダしてる

人生ってやっぱ面白い。

竹事件勃発

本日9月7日金曜日

 

久々のうだです。

こんにちは。

 

ようやく生活が落ち着き、ブログ再開ができそうだなと目途がたって

書き始めた次第でござりやす。

 

久々の投稿。

カンボジア生活。

 

何を書いていこうか迷いに迷う。

 

せっかくだから

カンボジアっぽいパンチあるネタにしようかと思います。

 

その名も

「竹事件」

 

まあ私の周りでは有名になってしまった竹事件なわけですが

(そらそうだ。あまりにもヤバすぎていろんな人に悲痛のヘルプを要請したのだから)

 

ここで多くの人にも知っていただこう。

私の「竹事件」

 

前提としてその当時

私はプノンペンにある日本食レストランのマネージャーをしていた。

スタッフは私以外クメール人

 

言語も文化も違う人たちと

真正面で向き合って戦っていくって結構大変。

 

四苦八苦しながら進んでいく中で

その「竹事件」は発生した。

 

その日私はレストランの中で事務作業をしていた。

開店にはまだ早い、9時半すぎだ。

カタカタと事務作業をしながら
クメール人が出たり入ったりしていたことには気づいていた。

 

――ゴミ拾いしてくれてるんだな

 

私はのんきにそんなことを考えていた。 

 

昼頃になり、弊社オフィスへ向かおうと外へ出た瞬間

何かがおかしいことに気づいた。

 

なにか足りないような

 

寂しいような

 

なんかよく分からないけど

確実にいつもと何かが違うような気がした。

 

ふとなんとなしに右を見てみた。

 

おかしいな。

 

ここに竹生えてたよな…

フッサフサに竹生えてたよな。

 

 

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どこいった…竹。

 

竹は跡形もなく消え去っていた。 

 

私はフリーズした。

 

何が起こっているか全くもって理解できなかった。

 

出勤したときには存在していたハズの竹が

剛毛ばりに生えていたハズの竹が

一生禿げへんやろなというくらい生えてたハズの竹が

 

ものの数時間で

禿げあがっているのだ。

 

 

絶句した。

 

すぐにスタッフを呼び出し

誰がなんでこんなことをしたのか問いただした。

 

私には理解できなかった。

マネージャーである私の許可や確認もとらずに

すべてを切ってしまってドヤ顔を向けてくるクメール人

私は理解することができなかった。

 

これ、あなたがやったの?

 

そうです。

 

どうして切ったの?

 

蛇、いたからです。

 

ん?蛇?

蛇いる=竹脱毛?

 

私その報告受けてないけど?

 

んーでも私、良いと思います!(にっこり)

 

うだ、再びの絶句。

そして沈黙。

 

蛇に対峙し、彼に舞い降りし破壊神シヴァ神

その荒ぶった神に対峙すべく

私に舞い降りた仏陀

 

ああ、これは人間同士の下等な争いではなく

その領域を超越したものであったか。

 

シヴァ神は蛇に立ち向かうべく

竹の破壊、排除という手段を選んだ。

 

我、蛇を許すまじ。

我、神の名のもとにおいて排除すべき候。

我の行いし排除について

誰の口出しも無用である。

 

 

蛇何してん。

 

いや、竹何してん。

 

伐採されるって何の罰。

 

私に舞い降りた仏陀はその御心にツッコミを生まれさせざるを得ない。

 

そして十二分に暴れ、満足したのかシヴァ神

にっこりと微笑んだ。

 

「私、良いと思います。」

 

その言葉だけを残して。

 

結局解決しないまま、レストランはクローズしました。

 

植え替え作業を仏陀がお願いしても

シヴァ神拒否かましてるんで

一向に修復作業が進まなかったから
もうこれ、生え変わるのを待とうという気力でしかなかったです。

 

禿げた竹。

そう、それがカンボジア

 

うだ